ハリケーンのものづくり

決して妥協しない、決して派手さだけを追わない

洗練されたひとつひとつのパーツが融合して1台のカスタムが生まれる

製造風景

開発
あくまで安全で合法。実用性重視。
常にマーケティング・リサーチを怠らず、ユーザーの声を集約して開発につなげる。設計・試作・テストを繰り返し行い、原材料の選定から販売まで一貫したシステムにより高品質を実現。
製造
熟成された試作品をより正確に商品化するため、CNCベンダーやマシニングセンターなどにより誤差の少ない高精度な製品を供給。
もちろん完成品は1個1個入念にチェック。在庫管理を徹底し、ユーザーのニーズに迅速に対応。

ハンドル製造のこだわり

長年培った技術とノウハウによりクオリティの高いハンドルを多種多様に作り上げています。
スチール製クロームメッキ仕上のハンドルバーの製造工程を例にご案内します。

こだわりポイント1:素材

素材のこだわりとして、様々な使用条件のもと幾度もテストされた結果、十分な強度と安定性を確保できるように最適なパイプを選定した国内一流メーカーのバイク向き適合剤を特注仕入れで使用しています。

素材

こだわりポイント2:研磨

パイプの素地を自動研磨機により粗工程から仕上げ工程まで数回に分けて磨き上げます。
この工程の設定次第で最終的な仕上がり状態にも影響を及ぼします。

研磨

こだわりポイント3:加工

加工のこだわりとして、まずハンドルのセンター出し及びハンドル交換時の参考のために品番(HB以下の4桁の数字)を中心位置に刻印打ちします。

加工

こだわりポイント4:曲げ

プログラム数値に基いて三次元加工できるCNCパイプベンダー機をメインにパイプベンダー機・サイドベンダー機・プレスベンダー機などを駆使して曲げ加工を行います。

なるべく曲げ部のパイプ断面の変形を抑えて丸に近い状態のままで曲げ、左右グリップ直線部を水平面に置いてもガタツキが出ないよう細心の注意を払っています。また、バーハンkit専用ハンドルなど曲げ部と曲げ部の距離が短く加工困難でシビアな寸法の曲げ加工もこなします。

曲げ

こだわりポイント5:修正・補正

ハンドルの種類によっては切断、溶接、研磨、スイッチ固定穴の穴あけなど多くの加工工程を組んで作られます。

修正

熟練工による徹底した作業のもと、1本1本のバランス精度、ひずみの修正、データ補正を確実に行います。

補正

こだわりポイント6:手磨き

メッキ前に再度、手磨きにより曲げ部を研磨し美観にこだわっています。
曲げ加工によって曲げ部の外アールの表面粒子が荒れるので、手磨きで丁寧に整えます。

手磨き

こだわりポイント7:仕上げ

表面処理のこだわりとして、一般的なクロームメッキよりも皮膜が厚く、耐久性・耐食性に優れる高品質なトリプルニッケル・クロームメッキで仕上げています。
3層のニッケル層の上にクローム層を張るメッキです。

仕上げ

こだわりポイント8:検品・包装

1本1本検品しながらラベルシールとロゴシールを手作業で貼り、シュリンク(熱収縮包装)され完成します。

検品・包装